こたつにみかん

心を知る、体を知る

言わなくてもわかってくれシンドローム

2回目のカウンセリングではちょっとした恐怖を味わった。今回のカウンセリングの目的を心の傷を癒すことと伝えたら、カウンセラーさんが「自分を大切にするってどんなことだと思うか」と質問してきた。まさに今の私にとって旬なテーマだったのでスラスラ答えたら、「じゃあ私は何をすればいい?」と聞かれた。やや不機嫌そうに感じたので怖いな困ったなと。それは自分で考えてクライアントを導いてよと思ったけど、言わなかった。母との関係で悩んでいることも忘れてう〜んと黙って、解離やスプリットの説明をきいて、その後なんとか「話をきいていただければ…」と絞り出した。心を癒したいと思ったきっかけを聞かれ、同僚や知り合いのことを話し、ようやく母との関係を思い出し、残りの15分で話したいことがあふれてきた。

これもカウンセラーさんの手法なのか?何はともあれ、言わなくても「わかってほしい」母のやり方、そしてそれが私にもあることに気付いた。

カウンセラーさんに対する恐怖って転移なのか?よくわからん…、まあ今日もたくさんの気づきをいただいたことに感謝。家族でも友人でも同僚でもない人に心のモヤモヤを話すことって関係が壊れてもいいという点でとても楽だしそれが心の癒しに繋がる。いい子でいなくてもいい関係自体が私には必要だったことがわかった。カウンセラーさんにリードしてほしいのは母や父に甘えたくても甘えられなかったからなのかも…。これも言わなくてもわかってくれということか!深いな〜、心というものは。